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スクールブログ

2016.11.30講師コラム

【初歩から学ぶからだのしくみ】ナゾに包まれる仙骨

みなさんこんにちは。

留守番電話を聞くときに妙に緊張する。長坂です。

 

長坂仁誌

<ウィルワン整体アカデミー講師の長坂仁詩です。>

 

【初歩から学ぶからだのしくみ】をはじめていきましょう。
※用語は基本音読みです。

 

 

ナゾに包まれる仙骨


仙骨とは、脊柱の一番下にある骨で、骨盤を構成するひとつの骨です。

私も解剖学を学習した際には、「これが仙骨かー。ふーん。」と当たり前のように受け入れていましたが、今になって浮かぶのは“どうして仙骨という名前なのか”という疑問…。

 

踵骨[しょうこつ]はカカトの骨。尺骨[しゃっこつ]は1尺(30cm)位の骨…。うん。わかる。
仙骨…………うーむ。。。

 

 

仙骨について ※図参照


仙骨は腰椎の下にある逆三角形の骨で、5個の仙椎が成人期以降に癒合したもの。真ん中の孔を仙骨管と呼び、前後の仙骨孔からは脊髄神経が出ます。正中にある正中仙骨稜という隆起は他の椎骨の棘突起に相当し、東洋医学でツボを取る際や、カイロプラクティックで矯正する際の目安になることも。また、仙骨の側面には(耳に見える)耳状面と呼ばれる面があり、左右の腸骨と仙腸関節という関節をつくります。

 

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ちなみに、仙骨の上方にある腰椎(椎間円板)との連結部を仙骨底、下方を仙骨尖と呼びます。
ん?底なのに上方なのか??という疑問も浮かびますが、これには一応理由があって、三角の構造で底辺にあたる部分を「底」、頂点にあたる部分を「尖」と呼ぶようになっています。

 

 

仙骨の名前の由来


仙骨はsacrumと書き、語源はラテン語のsacre「神聖な」。sacrumは仙骨の他に「聖所」。関連語にはsacred「神聖な」、sacrifice「供物」、sanctuary「聖域」があります。また、ドイツ語では、kreuzbein(十字架のような骨)という。どれにも、なんというか宗教っぽい感じがしますね。願わくば中二で知りたかったです。

 

なぜ仙骨を神聖視するのかは様々な説、エピソードがあります。簡単にまとめてみるとこんな感じ。
・仙骨は死後一番最後に腐敗する骨(または腐敗しない骨)であり、復活をする際には仙骨を核として身体を再構成するという信仰。(ユダヤの伝説?)
・オシリス(エジプト神話;生命の象徴。また冥界の王)の背骨と呼ばれた。
・頭や背骨などの重要な骨を乗せ、また神聖な生殖器を保護する骨。(性器崇拝?)
・実際に仙骨が生贄の儀式に供された。 などなど。

 

ちなみに解体新書では、膠(にかわ)で固められた骨という意で「膠骨(せんこつ)」と書き、その後の重訂解体新書で「護神骨」と訳し、明治時代には神に薦める骨の意味を持つ「薦骨(せんこつ)」、そして昭和20年に画数の少ない漢字「仙」で代用して「仙骨」になったとか。

 

また、そもそも、今に伝わる「神聖な」という意味はギリシャ語からラテン語への誤訳から始まったのでは?という見解もあったりと、ご存知の通り仙骨界は入り乱れている状態です。

 

真相は藪の中…。

 

きっとこれからも統一された見解は出ないだろうなー。とも思うので、都市伝説を聞いたくらいで頭の片隅に留めておいてもらえると嬉しいです。

 

 

押さえるポイント


・仙骨の特徴

・(ネタとして)仙骨の名前の由来

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