2015.12.21
卒業試験(学科試験)を行いました
こんにちは
ウィルワン整体アカデミーです。
先日は、ウィルワン整体アカデミーにて卒業に向けた学科試験が執り行われました。
ウィルワン整体アカデミーでは、特にこの”学科”を大切にしています。
”実技だけできれば問題ない”という風に教えているところ整体スクールもあるそうですが、
私たちはそうは考えません。
なぜなら、整体は人の体を触るからです。
人の体を触る以上、人の体についての知識が全くなければ、
本来触ってはいけない箇所、危ない箇所がわからず、思わぬ事故につながりかねません。
し、やはり整体師なるもの知識がないとお客様に認められません。
お客さまから、「なんでこの場所が凝るんですかね?」と質問されたときに、
答えられないような整体師にはもうお願いしたくないですよね…
そのため、知識がないということだけでリピーターを獲得することも難しくなります。
もう少しレベルアップすると、知識があるだけでは駄目で、知識をいかに素人のお客様にも、わかり易く説明出来ることも大切になってきます。
しっかりと筋肉や骨について説明出来るとお客様も安心ですし、施術者も自身をもって施術が出来ます。
技術だけで長くやっていけるほど甘い世界ではないので、生徒さんはシッカリと勉強して卒業してもらいます。
「学科なんて面倒ですよ」「覚えるのが苦手で…」
なんて言っていた生徒さんも、「学校で教えてもらったことは全て必要なことだったんですね!」と現場に出て初めてわかるケースは数多くあります。
現場に出てから気づくのではなく、在学中からその大切さを知ってもらう一つの活動として、
卒業学科試験は行っているのです。
卒業試験というほどですから、カンタンには合格できません。
そのため、生徒さんの中には、スクールの教科書以外にも参考書を購入して、通学の行きと帰りに電車の中でも勉強したり、エントランスルームで一日中自習をしている生徒もおります。
わからないところがあればすぐ先生に聞けるので効率的な勉強法ですね。
また、練習問題を自分で解いて先生に答え合わせをお願いしている生徒もいます。
先生は答えを教えてくれず、間違っているところには×という記載があり、再度自分で勉強してまた先生に解答をチェックしてもらいます。
単純に間違ったところにすぐ正解を教えるのではなく、生徒に考えさせて府に落とす教え方をしているので生徒は単純に暗記するだけでなく順序立てて頭に入るようになるんです。
卒業が目的ではないからですね。
卒業してから、整体師としてデビューするわけです。
聞けば教えてもらう環境ではなく、自分で考える癖を身につけられるようになれば、きっとその生徒さんは将来活躍されるに違いない、そう確信しています。