生徒に有利な学校選びのポイント

本当に必要なカリキュラムや就職
卒業後すぐの開業についての重要なポイントをお教えします

ポイント.1 就職先がどれくらいあるのか確認する

整体のスクールは数多くありますが、本当に良いスクールには、求人募集が沢山来ています。
スタッフを募集している整体院やリラクゼーションサロン等は、しっかりとした知識・技術を教えているスクールを知っていて、そのスクールに対して求人募集を出しています。
結果として、良いスクールには求人が沢山集まり、良くないスクールには求人があまり来ないという構造が出来上がっています。
『求人先は、そのスクールの卒業生が経営している整体院・サロンばかり』という場合には、注意が必要です。

ポイント.2 卒業後すぐの開業を推奨している場合は、本当に可能なのか見極める

整体を習おうと考えている人の中には、開業を目的としている人も多くいます。
しかし、スクールを出てすぐに開業し成功する人は稀であり、リスクが高い選択肢であることは言うまでもありません。
スクール側から見れば、すぐに開業できると明言したほうが、生徒さんが集まりますし、就業先を斡旋する手間も省けるので、楽なのですが、実際はそんなに甘くはありません。
この業界も他の業界と同様、現場で経験を積むことは必要不可欠です。
卒業後すぐの開業、もしくは早期の開業を推奨している場合は、実際に開業して成功した人と失敗してしまった人の割合や人数を明確にする等、その根拠を明らかにしてください。

ポイント.3 実技のみのカリキュラムになっていないか確認する

人の体を扱う整体・ボディケアには、最低限知っていなければならない知識があります。
筋肉の名前も知らずに実技を行っていれば、細やかな施術が出来ないのは当然のこと、お客様に安心・信頼してもらうこともできません。
また、施術を行ってはいけない体の状態や、適切な医療を受けるべき状態をある程度把握しておくことは、施術者としての義務です。
必要な知識を覚えることが出来るのか確認しましょう。

ポイント.4 スクール広告に「治療・マッサージ・指圧」等とうたっている場合は危険

国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の資格を取得した場合にはこれらの表現を用いることができますが、整体師・ボディセラピストが用いることは、法律上禁止されています。
これは業界の常識であり、良いスクールであれば、このような表記を用い受講生に誤解を与えるようなことは絶対にしません。
広告やスクールガイダンスでこのような表現を用いている場合には注意しましょう。
また、例えば「厚生労働省認可」等の表記があったとしても、それに上記に対する法的な価値は一切ありませんので、用いることも当然できません。

カリキュラムをきちんと見極める

受講料が同じ2種類のコース

例えば、この2つの表ではどちらのコースが魅力的ですか?

【カリキュラムI】の講座 単位数
基礎医学講座 1
整体学 1
東洋医学概論 1
応用経絡(ツボ)療法 2
理学手技療法 1
クレッチマー式バランス整体I 4
クレッチマー式バランス整体II 4
ART認定アロマテラピー講座 2
AKSリフレクソロジー療法 2
治療心理学 1
トップセラピストの接客講座 1
【カリキュラムII】の講座 単位数
基礎解剖学 2
整体実技I 1
整体実技II 3
整体実技応用編 4
リフレクソロジー実技 2

解説

Point.1 各講座・授業の時間数を把握する

コースIには、様々な講座・授業があり、色々なものを習得できそうなイメージがありますが、例えば 1単位 = 90分 だったらどうでしょうか? それぞれの講座・授業を90分で習得することは不可能であり、色々学べたようで、結局現場では何も使えないということになってしまいます。 それに対し、コースIIの単位が仮に 1単位 = 全15回 (1回90分) であった場合、カリキュラムの幅は狭いように感じますが、整体や整体に必要な知識をみっちりと学ぶことができるので、現場に出てすぐに活用できる知識・スキルを身につけることができます。
カリキュラムを見るときには、その項目にどれくらいの時間が割り振られているのか、また割り振られている時間数で十分なのかを確認しましょう。
特に授業時間を「単位数」で表現している場合には、各スクールにより「単位」の考え方が全く違うため、注意が必要です。

Check.2 本当に必要な技術なのかを検討する

コースIで様々な技術が学べそうなことに魅力を感じた方は、実際の現場でその技術が本当に必要なのかをしっかりと考えてください。
学ぶということは、相応の料金が発生するということです。学んだけれど現場では使わない・使えなかったということはよくあります。
また、必要だと感じていても、実際に現場で働いている人の間では必要ないと思われている技術や知識も沢山ありますので、注意してください。

Check.3 講座・授業の名称に惑わされない

コースIには、目新しく、しっかりしていそうな講座・授業が沢山ありますが、実は殆どが造語であり、業界で通用する技術名称ではありません。
仮にこれらの技術を学んだとしても、業界一般の技術とかけ離れたものであればあるほど、就業先を見つけることは難しく、また、開業で成功することも難しくなります。

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